現代造佛所私記No.73「インターン」
「本当に来るのかな」 2月にヨーロッパから届いた一通のメール。 差出人は、ヨーロッパのある国で、木彫の学校を夏に卒業したという女性だった。 当工房でインターンをさせて欲しいということで、メールやチャット、Zoomでやり取...

「本当に来るのかな」 2月にヨーロッパから届いた一通のメール。 差出人は、ヨーロッパのある国で、木彫の学校を夏に卒業したという女性だった。 当工房でインターンをさせて欲しいということで、メールやチャット、Zoomでやり取...
2025年5月5日(月)〜5月11日(日) 連休の終わりとともに始まったこの一週間。GWらしい日はほとんど過ごせなかったが、振り返ってみると、心の内は自由に飛び回っていたように思う。 それぞれのコラムがすくいあげたのは、...
今日は母の日だった。実家の母に感謝のメッセージを送り、我が家は朝から大掃除。 永遠に整うことのないおもちゃや工作材料の片付け、廊下の拭き上げ、洗車、窓拭き。 水回りの掃除、不要なものの処分、猫のDIY痕(爪で引っ掻いて遊...
「今日のコラム、何にしようかな〜」 助手席でぽつりと呟いたら、夫がハンドルを切りながら笑った。 「なんか、今日の晩ごはん何にしようかな〜って言ってるみたいだね」 確かに、そんな感じだったかもしれない。「書くこと」がいつの...
数日間、私と娘二人で、誰もいない実家に帰省した。 旅に出た両親の代わりに、老猫チャトラの世話を任されたのだ。食糧と仕事を持ち込み、娘と居間を占領した。 主のいない田舎の築130年。慣れ親しんだ実家とはいえ、広さをもてあま...
サラサラと流れる川の音にふと気づいたのは、土間で夢中でパソコンに向かっていたお昼前のことだった。 今朝方は少し肌寒かったので、火鉢をつけていた。気温が上がってきたのと、換気のために川側の戸を開けて風を入れていたのだ。 絶...
「今日は子どもの日なんだよね?Yちゃんの日なんだよね?」 という言葉が胸に刺さる。なんとかなだめながら仕事に目処をつけ、老猫の世話をし、実家を後にした今年のこどもの日。 この日だけではない。ゴールデンウィークは、実家以外...
私は、「承欣 SHOW-GON」という、神社仏閣や伝統文化に特化したPRサービスを提供している。 PR=Public Relationsといえば、メディア各社と渡り合う、花やかなイメージを持たれる人もいるだろう。けれど、...
2025年4月28日(月)〜5月4日(日) この一週間は、コラムの執筆だけでなく、あらゆる仕事の打鍵音が鳴りっぱなしだった。 10歳にも満たない娘が「働きすぎだよ、休んで」と、夜中に懇願しにくるほどに。 忙しさは時に、感...
夜8時。海辺の町は、闇が深い。 出先で急に発生した仕事に目処がつき、娘を連れて食料の買い出しに車を走らせた。 夜空と凪いだ海は、まるで暗幕を墨に浸したようだ。浜辺沿いの国道を北へ10分ほど走ると、このあたり唯一のコンビニ...