皆さまお元気でお過ごしのことと存じます。我が家もおかげさまで元気に過ごさせていただいています。毎月1日にお仏壇を清めて設えているのですが、写真は12月の設えです。大日如来さまを中として吉田さんに造っていただいた明王さま2体、お大師さまに菩薩さま、脇に観音さまが居られます。お仏壇のお花は両親が苗木から育ててもう70年以上も咲き続けてくれているバラにしました。毎朝のお茶、晩には小生のいただくお酒、初物などお供えしただ手を合わせる日常ですが、あらためておもうことには「お仏壇の中で如来さまたちに守られ安らかに眠る両親」という安心感を目で確認できることです。 吉田さんとはご仏像さまのご縁と感じられることがあり、とてもとても不思議に感じています。今、離れを建設中なのですが、完成の折には吉田さんにまた造っていただこうと思っております。相談させていただきたく、その節にはよろしくお願いいたします。
20年間を共に過ごした猫の「もも」ちゃん像を5年ほど前に造って頂きました。像の中には形見を納めてもらっています。「去るものは日々に疎し」と言いますが、リビングの棚に鎮座する「もも像」を目にする毎に、じっと私達を見つめてきたまん丸の目や、ちょっと粗かった毛の手触りを思い出します。 もも亡き後、縁あって3年前に生後20日ほどの保護猫の三姉妹が家族になりました。いろいろとやらかしてくれる子猫達を、「もも」も「若い子はしょーがないねー」と見守ってくれているような気がします。
よしだ仏師に仏像等3体作ってもらいましたが、そのうち一体は孫の十二支守り本尊の製作をお願い致しました。木の種類、大きさ、壁掛けにしたい等、こちらの要望を受けていただき、大変満足しております。ガラス付額に安置し、仏像が映えるよう額のバックの色などちょっとこだわってみました。毎日手を合わせています。ありがとうございました。
亡くなった娘のために小さな仏像を作っていただきました。 仏像を彫っていただくということは、とても個人的な思いや祈りが込められていることを実感しました。それまでは寺社の中で、人目に触れることもほとんどない御本尊や美術品としての見方しかありませんでした。今は、我が家の居間のカベにかけていただいたおかげで、いつも間近く見え、感じ、家族の一員のようです。 吉田仏師の薬師如来は私のイメージのままに、繊細で美しく、魂がこもっているといつも感じて、深く感謝しています。今後も、ご活躍を期待しています。
酉年生まれの守り本尊である不動明王を我が家にお迎えした日から、部屋の空気が大きく変わりました。 見守られている安心感、勇気を奮い起こさせてくれる存在感。明王は若い王子の頃の釈迦がモデルで、武勇に優れ、弓矢に長じていたとされることから、同じく弓矢の名手である安成仏師に彫っていただくことで、少しでもあやかりたい、との願いを込めて手を合わせています。 祈りの対象が身近にあることで、日々の生活に精神的な安らぎをもたらしてくれます。小さな仏様でも大きな力を与えてくれる、ありがたい存在です。