現代造佛所私記No.106「文化財とPR」
文化財保存修復学会、富山大会。第47回目を迎える本大会で、私はポスター発表に臨んだ。 テーマは、「高知県まきでら長谷寺蔵 木造仁王像の保存修理と情報発信──修理現場での企画開発とPR活動の意義と課題」。 文化財における広...
文化財保存修復学会、富山大会。第47回目を迎える本大会で、私はポスター発表に臨んだ。 テーマは、「高知県まきでら長谷寺蔵 木造仁王像の保存修理と情報発信──修理現場での企画開発とPR活動の意義と課題」。 文化財における広...
2025年6月14日、15日開催の文化財保存修復学会、富山大会。吉田家一同、3階の客席に座って発表を聞いていた。ぱっぱっと切り替わるスライドの光を追いながら、ある舞台のことが想起された。 東京都八王子市で開催される、舞台...
4年の歳月をかけ当工房で修理させていただいた仁王像。11/4に長谷寺(ちょうこくじ)山門にて開眼法要が執り行われました。 130名の方がお集まりになり、荘厳で盛大な素晴らしいお式でした。 檀信徒の皆様はじめ、香南市の浜田...
4年がかりの修理が完了し、仁王さまを山門へお連れいたしました。 ご安置作業には、ご寺族さま、檀家の皆さまはじめ、楠本彰一さま、白米和則さま、高知県建設労働組合の5名の皆さまに多大なるご助力を賜り、誠にありがとうございまし...
童学寺(徳島県)さまの薬師如来坐像の台座と光背につきまして、前回の昨年11月の記事以降のご報告です。ついに完成しました。 本プロジェクト開始についての経緯はこちら→「火災で焼けた台座・光背の製作開始」前回の記事はこちら→...
関西大学の長谷洋一先生から、玉稿「當麻寺金剛力士像(阿形像)について―修理に伴う知見を中心に―」掲載の『なら歴史芸術文化村 文化財修復・展示棟 紀要 創刊号』をご恵送いただきました。 当工房で修理中の金剛力士像(まきでら...