花まつり企画「1000ねんごのきみへ」
今年の花まつり(4月8日)は土曜日ということで、まきでら長谷寺での花祭り法要後の工房見学会に併せ、お子さま対象の墨書イベント「1000ねんごのきみへ」を開催いたしました。 工房見学会は以前から計画していたものでしたが、い...
今年の花まつり(4月8日)は土曜日ということで、まきでら長谷寺での花祭り法要後の工房見学会に併せ、お子さま対象の墨書イベント「1000ねんごのきみへ」を開催いたしました。 工房見学会は以前から計画していたものでしたが、い...
春の到来をことほぎ、皆さまの一層の健やかな日々をお祈り申し上げます。 年越しから旧暦新年、立春と、年越しの支度を三度おこなってやっと、完全に新しい年になったような気がしております。 「寒いねぇ」と言いながら節分の用意をし...
昨年に行われた仁王像(まきでら長谷寺蔵 /高知県)の科学調査の結果を受け、1/18(水)本日、檀家総会の場をお借りして報告会を行いました。 調査実施に至るまで、さまざまな調整があり時間がかかりましたが、寺院関係者の皆様、...
先日お知らせしました仏像の科学的調査。442年ぶりの皆既月食と惑星食の話題で持ちきりだった11/8に始まりました。前回記事はこちら→「仏像の科学的調査決定」 東北大の大山幹成先生(木材組織学)と高知大の松島朝秀先生(文化...
初夏くらいからご提案&調整してきた仏像の科学的調査。来月実施の目処がたち、最終調整しております。 また、この調査は高知県では初めての試みだと伺い、急ぎ地元の彫刻史の学芸員さんはじめ、修理プロジェクトを追って下さっ...
室町時代からまきでら長谷寺(高知県香南市)の山門を守ってきた仁王像。檀信徒の長年の悲願でいらした修理が2020年から始まり、2年が経ちました。 コロナによる様々な制限や他の案件の急な予定変更により、予定していたスケジュー...
童学寺(徳島県)の薬師如来坐像の台座と光背の意匠が決定し、台座から着手しました。前回の記事はこちら→「火災で焼けた台座・光背の製作開始」 木材は5年間寝かせておいたストックの中から物色します。ヒノキで造られたご仏身に合わ...
火災や戦争などをくぐり抜けながら、静岡・東京・神奈川と旅されてきた不動三尊。弊所での御修理を終えたのち旭観音堂でのご開帳を経て、無事に定福寺(高知県大豊町)に遷座されました。 不動三尊修理完了のご報告とご開帳については、...
梱包・運搬とご安置 先日修理を終えた不動三尊の出開帳の様子を、梱包・運搬までさかのぼってお伝えしたいと思います。 ご安置先への搬入を控えた4月下旬は天候が不安定で、予報を見ながら晴れた日を選んで梱包しました。搬入当日は1...
5年前の火災と塩田住職との出会い 平成29(2017)年3月に起こった、童学寺(徳島県)の本堂・庫裏火災。 幸い死傷者は出ませんでしたが、本堂は焼失、多くの仏像が失われるという大規模な火災でした。ご本尊である薬師如来様(...