現代造佛所私記 No.302「年の瀬のお餅つき」

お寺の檀家さんやお知り合いに混ぜていただき、当工房も年末恒例の餅つきに参加した。 一晩水に浸した二升のもち米ともろぶたを抱え、いざ出陣。 舞台となるお寺の庫裡前に到着すると、すでに蒸しあがったもち米の香りが、冬の空気に芳...

現代造佛所私記 No.297「年末のお像のお手入れについて(後編)」

さて、固着した汚れが見えても、水や洗剤は基本的に使用しない方が無難である。 また、虫害については、新しいお像であればまず心配ない。木の成分によって、自然な防虫効果がある。万が一、虫穴や虫糞を見つけた場合でも、市販の殺虫剤...

現代造佛所私記 No.296「年末のお像のお手入れについて(前編)」

年末の準備はいかがだろうか。 我が家では、無理のない範囲で、少しずつ掃除を進めている。 居間には、木地の仏像や神像が五軀おわす。年の瀬を前に、今日はそのお像たちの埃を払った。 埃を払う、というとあっさりしているが、筆を持...

現代造佛所私記 No.227「かまどさん」

新米の季節になった。父が田んぼを手放してから最初の秋を迎えた。寂しく思っていたが、思いがけずあちこちからお米をお届けいただいた。袋を開けると、新米の独特の芳しさが鼻をくすぐる。 今朝、とんでもない失敗をした。炊飯器の電源...