御衣木加持 T家ご本尊造像にあたって
1月上旬、香積寺さま(愛媛県東温市)にて、檀家さまのご本尊製作に先立ち、御衣木加持(みそぎかじ)が執り行われました。関係者皆さまから掲載のご許可をいただき、報告いたします。 仏像を彫る木材を御衣木(みそぎ)と呼び、その御...
1月上旬、香積寺さま(愛媛県東温市)にて、檀家さまのご本尊製作に先立ち、御衣木加持(みそぎかじ)が執り行われました。関係者皆さまから掲載のご許可をいただき、報告いたします。 仏像を彫る木材を御衣木(みそぎ)と呼び、その御...
童学寺(徳島県)さまの薬師如来坐像の火災で焼けた台座と光背、鋭意製作中です。 本プロジェクト開始についての経緯はこちら→「火災で焼けた台座・光背の製作開始」前回の記事はこちら→「ご仏身と仮合わせしました」 ご仏身と光背・...
11/3(日・祝)高知城歴史博物館で仏像制作の実演・解説会を担当させていただきました。準備期間の5ヶ月も少し振り返りつつ、ご報告いたします。 初夏でしたか、渡部淳館長から「木からどのように仏像が生まれるのか?」というテー...
仏師の使う道具「ノコギリ」を作る職人を紹介。ノコギリの名匠「中屋瀧次郎正義」。ノコギリを作ったりメンテナンスする鋸鍛冶の工房風景と人柄に触れる。
新緑煌めく季節が到来しました。 明日5月4日(金)はみどりの日。 なぜ「みどりの日」と呼ばれるかご存知ですか? 植物に造詣が深く自然をこよなく愛された昭和天皇のお誕生日にちなみ、「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、...
高知城歴史博物館で、膠(にかわ)についての公開研究会が開催されました。 膠は、固着材・接着剤として、仏像の制作・修理でも大事な材料。 締め切り後のところ、無理を言って参加させていただきました。 1月の開催から少し間が空き...
2014年の世田谷「ボロ市」で購入した大鋸で製材している。 使うのは今回初めてだが、鋸鍛治の滝次郎さんに焼き入れと目立てをやってもらって、すこぶる調子が良い。 柄は自分で挿げ替えた。 鋼材は和鋼(砂鉄を鍛造したもの)だそ...