2024年の大晦日です。一年を振り返っていかがでしょうか?よしだ造佛所の吉田沙織です。
当工房は、毎年恒例となっている通常営業と併行しながらの年越しの支度中です。
吉田仏師は製作作業を、私は執筆や事務仕事をしつつおせち料理や掃除を。
その合間を縫って、吉田仏師と看板娘は、新年の干支「巳」のオブジェを作っております。


先日、まきでら長谷寺様での餅つきでご一緒したニュージーランドの方に、新年の迎え方を伺ってみました。すると、「とにかくお酒を飲む!そして大体BBQしていますね」とのこと。



楽しそうだなぁ!と思いつつ工房の年末年始を振り返ると、どんなに忙しくても掃除をしたくなる、家族の末永い幸を願いながらおせちを作りたくなる、歳神様に気持ちよくお過ごしいただきたいものね!と思うところに、日本人の性(さが)を自覚したことでした。




2024年(令和6年)を振り返ると、仁王像修理プロジェクト、童学寺再建プロジェクト(ご本尊の台座・光背の製作)と、大きなプロジェクトを2つ完了できたことにまずは安堵いたします。
また、人前でお話ししたり、振る舞ったりという機会がずいぶん増えたことにも気づきます。普段は山奥にこもっておりますので、人前に立つことは大冒険ですが、個対大勢での交流のダイナミックさを知れた経験は、大きな財産となりました。
その中で、国の文化財レスキューの一環で、能登半島地震で被災した寺院様で破損した仏像の応急処置をさせていただいたことは、私たちにとって仏像の役割を強く再認識する体験となりました。
よしだ造佛所の4つの部門、製作事業部・修理事業部・PR事業部・祭典奏楽部門が、それぞれ横断的に機能しはじめた年でもあります。
至らぬことも多く、ご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げるとともに、温かく見守り応援してくださり、本当にありがとうございました。
仏像とPRの力で全ての人の生きがいを応援する、というミッションのもと、新年より一層社会に貢献できる工房になるべく、精進してまいります。
来る新年が皆さまにとって素晴らしい年となりますよう、お祈り申し上げます。
よしだ造佛所 一同



