現代造佛所私記 No.332「雲中奏楽団から春のお届け」
「雅楽のロビーコンサートをお願いできないでしょうか」 一年ほど前、香風舎様と、私たち雲中奏楽団(よしだ造佛所・雅楽部門)の演奏の様子が、テレビや新聞で報道された※。 それが一つのきっかけとなり、企画のなかに私たちの名前が...

「雅楽のロビーコンサートをお願いできないでしょうか」 一年ほど前、香風舎様と、私たち雲中奏楽団(よしだ造佛所・雅楽部門)の演奏の様子が、テレビや新聞で報道された※。 それが一つのきっかけとなり、企画のなかに私たちの名前が...
咲き初めた寒芍薬のむらさきの露に願ひて子の健やかさ 娘が高熱のため、本日は短歌としました。
約束の生チョコ作りの昼下がり思わぬ熱にうるむ目いとし
高知県老人クラブ連合会が運営する「生き活き大学」で、講師を務めさせていただいた。 「仏像と人の物語」と題し、仏像と私たちの出会い、工房にいらした方々の悲喜こもごもを、仏像製作のプロセスとともにお話しする、という内容である...
今日は無風。心の中のことだ。 心の中が凪いでいるのか、放心しているのか、ただ疲れているのか、自分でもよくわからない。言葉が浮かばず、頭の中に、心に風が立たない。 この間、冬の土用入りで、わざわざ間日(まび)に花の植え替え...
仏師の夫は、一日の半分近くを造仏に費やす。土日であっても、仕事から完全に離れることはない。 そんな彼にも、手すさびの時間がある。 結婚前、会社員だった頃、休憩中に端材でスプーンやしゃもじ、ヘラなどを削っていた。それらは、...