お知らせ情報/よしだ家歳時記/コラム/仏像と人の物語/家族の肖像/工房の音/雅楽現代造佛所私記 No.306「元旦に看脚下」 Posted on 2026年1月1日 新年の朝、吉田家揃って神棚に手を合わせる。 祝詞を奏上し、日本国の弥栄を、この世界の平和を今日ばかりは臆することなく祈る。 さて、正月飾りを改めて眺めてみると、しめ縄も、おせちも、干支のオブジェも、手作りのものばかりとな...
お知らせ情報/その他/よしだ家歳時記/コラム/仏像と人の物語/家族の肖像/稽古と本番/雅楽現代造佛所私記 No.305「大晦日」 Posted on 2025年12月31日 工房の年越しは、いつものリズムに、氏神さまへのお詣りや、大掃除、おせちづくりなどが加わり、年の瀬らしい活気を帯びる。 ひとつひとつの支度が、年の終わりという節目を、静かに際立たせてくれる。 台所でおせちが完成する頃、夫と...
お知らせ情報/その他/よしだ家歳時記/コラム/家族の肖像/雅楽/香りの記憶現代造佛所私記 No.302「年の瀬のお餅つき」 Posted on 2025年12月28日 お寺の檀家さんやお知り合いに混ぜていただき、当工房も年末恒例の餅つきに参加した。 一晩水に浸した二升のもち米ともろぶたを抱え、いざ出陣。 舞台となるお寺の庫裡前に到着すると、すでに蒸しあがったもち米の香りが、冬の空気に芳...
お知らせ情報/その他/コラム/家族の肖像/稽古と本番/雅楽/香りの記憶現代造佛所私記 No.283「インフルエンザにて(5)最終回」 Posted on 2025年12月10日 ニンニクと 戻り鰹を 平らげて 「また!」の笑顔の 香に匂いける
お知らせ情報/その他/コラム/未分類/稽古と本番/雅楽現代造佛所私記 No.282「インフルエンザにて(4)」 Posted on 2025年12月8日 冬空に 笛執る指の 雅さと なかむつまじき 響きのびゆく
お知らせ情報/その他/コラム/仏像と人の物語/雅楽現代造佛所私記 No.267「法鼓がきこえる」 Posted on 2025年11月23日 ガタガタと、急勾配をトラックに揺られて登る。乾いた土で化粧されている、根をあらわにした木の束が、カーブの脇に積み上げられていた。 やがて眼下に、ほんのり桃色に染まり始めた空と、穏やかな北の海が広がり息を呑んだ。 この先の...
お知らせ情報/その他/コラム/稽古と本番/雅楽現代造佛所私記 No.261「舞台袖の温度(後編)」 Posted on 2025年11月17日 (前編はこちら) やがて開演のブザーが鳴り、舞台が始まった。 影アナウンスの場面で、音響スタッフさんがブザーを鳴らすその刹那、フリーアナウンサーの大黒久美子さんの手元がすっと動き、マイクが音源から離された。たった数秒の動...
お知らせ情報/その他/コラム/稽古と本番/雅楽現代造佛所私記 No.260「舞台袖の温度(前編)」 Posted on 2025年11月17日 本番前の舞台袖は、黒光りする機材に囲まれて、どこか硬質な空気が漂っていた。高い天井から吊るされた暗幕が、あちこちで交わされる段取りの声を吸い込んでいる。 その向こうでは、照明の下で舞人や演奏者たちの音が行き交い、稽古の一...
お知らせ情報/その他/コラム/稽古と本番/雅楽現代造佛所私記 No.259「包丁式と雅楽の祭典」 Posted on 2025年11月15日 高知県須崎市で催された「包丁式と雅楽の祭典」。今回、私は演奏ではなく、司会という役目を預かった。 舞台袖にいると、暗幕の隙間から煌めく舞台が、まるでフェルメールの絵画のように浮かび上がって見える。光の粒子が音と混ざり合い...
お知らせ情報/その他/コラム/仏像と人の物語/雅楽現代造佛所私記 No.231「一期一会」 Posted on 2025年10月18日 同じ話を何度しても、それは同じ話にはならない。 生涯大学で受け持つ授業は、内容こそ変わらないけれど、毎回、呼吸が違う。1パラグラフの話も、ある日は詳しく語り、ある日は簡潔に。 教室に掛けておられる一人ひとりの醸す気配を感...