現代造佛所私記 No.318「仏像の絵葉書」

夫がお世話になった師匠から、仏像の絵葉書が届いた。 師匠が製作指導された十三仏と、華鬘(けまん)。新しい仏さまに備わる、木の清々しい香りが、葉書越しにも漂ってくるようだった。 お寂しい日々を送られているのではないかと、案...

現代造佛所私記 No.317「消えた集落を歩く」

小学生の娘からの提案で、人が去った隣の集落を目指し、自宅から歩いてみることにした。 途中から携帯の電波は入らなくなり、人の気配も消える。ときおり、山奥で作業しているらしいトラックが通り過ぎるくらいで、あとは沢の音と、たま...