現代造佛所私記 No.189「戦後八十年と麒麟 (1)」
八十年という歳月は、人の一生を超えるほどの長さだ。 自分の寿命かそれ以上の月日の前で、忘れてはいけない、いつ起こってもおかしくない戦争というもの。 間もなく、二年かけて当工房で製作した阿吽の麒麟像の「神宝奉納祭」が、薫的...

八十年という歳月は、人の一生を超えるほどの長さだ。 自分の寿命かそれ以上の月日の前で、忘れてはいけない、いつ起こってもおかしくない戦争というもの。 間もなく、二年かけて当工房で製作した阿吽の麒麟像の「神宝奉納祭」が、薫的...
この1000日コラム執筆チャレンジで小説を書いたとき、架空の工房が舞台なだけに、ぴったり合うアイキャッチがどうしても見つからなかった。 これまでは自分で撮った写真や、Canvaで作った画像を使うのが常だったので、AIに頼...
季節の変わり目に迫り来るのは、台風十五号。 「夕方には大雨になる」というニュースや通知に警戒していたが、不気味なほど静かな宵だった。 停電になったら困ると早めに片付けを済ませたものの、細かな業務連絡をしているうちに、家族...
日曜日の朝、遅めの食事を済ませると、身体が重くなり横になった。 しばらくして目を覚ますと、腹部に洗い立てのバスタオルがかけられ、部屋は静かに薄暗くなっていた。私は深い眠りからすっきりと戻ってきた。障子とふすまを閉め、場を...
山のふもとから、山の畑に毎日上がってくる方がいる。 その方は時折、採れたての野菜や果物を手に我が家を訪ねてくださる。今日は「沙織さーん、魚捌ける?」と玄関先から元気なお声が聞こえた。 捌けると聞くやいなや、その人は右手で...
当工房のPR事業「承欣 SHOW-GON」は、水面下で静かに動いている。SNS運用の支援、ホームページ立ち上げ、宣伝美術、プレスリリース添削、プレスリリース講座。広報活動の土台を整えるご依頼が続いている。 母体が仏像工房...
今年の娘の夏休みの自由研究のテーマは、「接着剤」だ。 工作が大好きな彼女は、同じ接着剤でも木や布、陶器など、素材によってくっつき方が違うことに気づいた。 漆で継いだ食器を見て、「どうして水で洗っても取れないの?」と首をか...
久しぶりに、プレスリリースを書いた。昨日から今日にかけて、頭の中はすっかりそのモード。言葉を研ぎ澄ませ、配置を整え、伝えたいことをどうすれば相手に深く届くのかを考える。 今日はさらに、PRのクライアントさんにレクチャーも...