現代造佛所私記 No.312「運慶忌とうんケーキ」
娘の冬休みの作文に、運慶忌のことが書かれていた。 我が家でいう「運慶忌」とは、仏師・運慶の命日に、その遺徳を偲んで営む、ささやかなお茶会のことである。 「一月三日、うんケーキを作って食べました」 原稿用紙をのぞき込んだ私...

娘の冬休みの作文に、運慶忌のことが書かれていた。 我が家でいう「運慶忌」とは、仏師・運慶の命日に、その遺徳を偲んで営む、ささやかなお茶会のことである。 「一月三日、うんケーキを作って食べました」 原稿用紙をのぞき込んだ私...
島根県東部を震源とする地震で被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。不安な時間を過ごされている方が、今も少なくないことと思います。安心安全な環境が整いますよう、心よりお祈り申し上げます。 四国でも、各地で揺...
仕事初めの朝がやってきた。 大晦日から三が日にかけても、実際には仕事を手放してはいなかったのだが、区切りとして、本日を「仕事初め」とした。 新たな気持ちで、神棚にお供えをし、祝詞を奏上する。 家のあちこちに座す仏さまの前...
朝、目を覚ますと一通のメッセージが届いていた。 昨年、演奏会でご一緒して以来、折に触れて交流のある香川の雅楽仲間が、我が家から目と鼻の先のキャンプ場に滞在しているという。 秋の合同稽古でお越しになった際、「次は泊まりで来...
平安時代後期から鎌倉時代にかけて活躍した仏師・運慶。 小学校の教科書にも登場する、日本彫刻における巨人である。 その命日は、貞応2年12月11日 、西暦で1224年1月3日。 よしだ造佛所では、この日を「運慶忌」とし、偉...
本日も、晴れ着で初詣に出かけた。 午後、竹林寺さま(高知市)にお詣りすると、本堂の前にはすでに長い列ができていた。老若男女、途切れることなく人が並び、ゆっくりと進んでいく。 読経の声、参拝者がつく鐘の音。正月らしい賑わい...
新年の朝、吉田家揃って神棚に手を合わせる。 祝詞を奏上し、日本国の弥栄を、この世界の平和を今日ばかりは臆することなく祈る。 さて、正月飾りを改めて眺めてみると、しめ縄も、おせちも、干支のオブジェも、手作りのものばかりとな...
旧年中は並々ならぬご厚情を賜り心より御礼申し上げます。 新しい年が皆様にとって希望と幸せにあふれたものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。 本年も謹んで精進してまいります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げま...
工房の年越しは、いつものリズムに、氏神さまへのお詣りや、大掃除、おせちづくりなどが加わり、年の瀬らしい活気を帯びる。 ひとつひとつの支度が、年の終わりという節目を、静かに際立たせてくれる。 台所でおせちが完成する頃、夫と...
大掃除も新年の飾り付けもひと段落したころ、ふと思い出したものがある。ドイツの家具職人、ミラン氏から届いていた贈り物だ。 日本でのインターン先を探していた彼に、高知の家具職人さんを紹介した、そのご縁だった。 小さな天然石と...