現代造佛所私記 No.579「工房からメールの返信がないという方へ(後編)」
九月上旬に、仏像製作のお問い合わせをくださいました御方へ。HPのフォームからご連絡いただきありがとうございました。何度か返信していますが、どうも届いていないようです。今のところ、メールしか連絡手段がなく、ご相談にお答えし...

九月上旬に、仏像製作のお問い合わせをくださいました御方へ。HPのフォームからご連絡いただきありがとうございました。何度か返信していますが、どうも届いていないようです。今のところ、メールしか連絡手段がなく、ご相談にお答えし...
九月上旬に、仏像製作のお問い合わせをくださいました御方へ。 HPのフォームからご連絡いただきありがとうございました。何度か返信していますが、どうも届いていないようです。 今のところ、メールしか連絡手段がなく、ご相談にお答...
「あの30時間煮込んだ膠ね〜」 夕食後の学習時間を終え、机の上を片付けながら、娘が突然話し出した。 30時間煮込んだ膠とは、夏休みに取り組んだ自由研究の素材のことである。 生え変わりで抜け落ち、あたりに落ちている鹿角を採...
秋深まる霜月に、我が雲中奏楽団は博物館で90分の教育プログラムを担当することになった。 日頃よりお世話になっている、高知城歴史博物館のホールにて、小学生から中学生向けに開催される。 きっかけは、この春の地元公民館でのロビ...
今日は満月。 二日前の中秋の名月に続き、絶え間なく雨が注いでいる。 日曜日の午後、娘と月見団子を作ろうと朝から段取りしていたのだが、友達からの電話を受けると、娘は家を飛び出して行ってしまった。 仕方なく、私は一人で団子を...
日が傾き始める頃のツクツクボウシの声も、心なしかしっとりとしている。 夏の名残はまだあるけれど、もうすっかり、両足を秋に突っ込んだような気配である。 昨夜の中秋の名月は、波打つ雲の向こうにあった。御簾越しにおわすような月...
「愛染明王」 その名を聞いた瞬間、夫が造った愛染明王のお姿が、ぱっと心に浮かんだ。 その場には、十三仏の掛け軸がかけられていたが、愛染明王のお姿はない。それゆえか、日頃から目にしている、夫が以前造像した愛染明王の姿が心に...
実家での祖父母の法事が、無事に終わった。 弟妹家族とも久しぶりに集まり、姪っ子や甥っ子たちは、互いに仲良くおしゃべりしたり、遊んだり。 私たち家族は日帰りだったが、泊まりで来た者たちは、田舎のシルバーウィークをそれなりに...
写真はそれなりにあるが、祖母個人のもの——着物や、書き物などは、おそらく残っていない。父が処分したのか、祖母の妹たちが形見分けしたのかわからない。子供の頃の私は、祖母の存在を、粗い白黒写真と位牌を通してしか、知ることがで...
父方の祖母の五十回忌をしたいと両親から言われたのは、夏に帰省したときのことだった。 白黒写真の中ではいつも朗らかな若き祖母は、病で早逝した。父が二十一歳の頃だった。 「生きていたら、優しくしてくれたと思うよ」 子どもの頃...