現代造佛所私記 No.336「冬のメダカたち」
夏に、何度かメダカのことを書いた。 No.134「干渉し合う生命」No.146「祝・メダカの赤ちゃん」 昨夏、四匹のメダカを家族で迎えた。黒い「オロチ」と、銀色に緑が差して光る「緑光」という種類で、それぞれをペアで購入し...

夏に、何度かメダカのことを書いた。 No.134「干渉し合う生命」No.146「祝・メダカの赤ちゃん」 昨夏、四匹のメダカを家族で迎えた。黒い「オロチ」と、銀色に緑が差して光る「緑光」という種類で、それぞれをペアで購入し...
もうすぐ立春。 諸事情あり、いつもは元旦にお送りしている年賀状を、今年は立春にお送りすることにした。 太陰太陽暦のお正月ということで、通例とは少し異なる時期だが、「立春大吉のご挨拶」として、年賀状をお送りくださった方にご...
小さな観音さまのお像の、小さくも手厚い開眼法要であった。 一夜明けたいまも、残り香のような余韻が、心の奥に静かに漂っている。 法要のあと、和尚さまが、大きなエコバッグいっぱいに、使わなくなった仏具を持たせてくださった。香...
「あぁ、なんていいお顔されてるんでしょう」 涙を拭いながら、何度もそうおっしゃるお客さま。その横で、私も目が潤んでしまう。 手作りのお仏壇に、使い込まれたお経。ご主人様のご位牌、やさしい笑顔の遺影。今思い返しても、涙が滲...
「雅楽のロビーコンサートをお願いできないでしょうか」 一年ほど前、香風舎様と、私たち雲中奏楽団(よしだ造佛所・雅楽部門)の演奏の様子が、テレビや新聞で報道された※。 それが一つのきっかけとなり、企画のなかに私たちの名前が...
咲き初めた寒芍薬のむらさきの露に願ひて子の健やかさ 娘が高熱のため、本日は短歌としました。
約束の生チョコ作りの昼下がり思わぬ熱にうるむ目いとし
一際冷える夜、少し遅めの夕餉を終えたところだった。 鍋を平らげ、皆が頬をほんのり赤くしている。さて、片付けようかという時、吉田がふと動きを止めた。 「誰だろう。出てみようかな」そう言って、スマートフォンを手に取った。 知...
高知県老人クラブ連合会が運営する「生き活き大学」で、講師を務めさせていただいた。 「仏像と人の物語」と題し、仏像と私たちの出会い、工房にいらした方々の悲喜こもごもを、仏像製作のプロセスとともにお話しする、という内容である...