不動三尊。制作年代はまだはっきりしないが、室町から江戸ぐらいだろうか。
こちらのお像を当工房で修理させていただく事になり、先日所在地の小田原から引き取りに行ってきた。
所有者の方の了承を得たので、作業の様子を少しだけ紹介させていただく。
小田原のお堂内。
まずは脇侍(わきじ)から梱包開始。
事前に用意しておいた綿布団でしっかり保護していく。
安全に運搬できるよう担架に固定。
不動尊は最後にお包みした。
所有者様も名残惜しそうにご覧になられていた。
2tトラックに積み込み、いよいよ四国へ出発。
工房に無事到着。
記録・撮影のため、一旦組み立てる。
お納めするお寺のご住職も見え、細かいすり合わせなどもさせていただいた。
近々、作業開始である。