この1000日コラム執筆チャレンジで小説を書いたとき、架空の工房が舞台なだけに、ぴったり合うアイキャッチがどうしても見つからなかった。
これまでは自分で撮った写真や、Canvaで作った画像を使うのが常だったので、AIに頼る発想はなかった。けれどいない人や場所、動物たちの話を綴ったその物語のアイキャッチ画像は、手元の素材では埋められなかった。そのときふいに浮かんだのが、「AIで生成してみよう」という選択肢だった。
動画に挑戦しようと思ったのは、その延長だった。
PRで支援しているアーティストのプロモーションを考えていたとき、「楽曲に合う映像を、AIなら生み出せるかもしれない」と思ったのだ。これまでもスマホでリールを作ることはあったが、きちんとした機材をそろえるには費用がかかるし、外部に依頼するにも環境的に難しいことが多い。そうした壁を越える手だてとして、AIが新しい可能性をひらいてくれるのではないか?そんな思いが芽生えていた。
ただ、実際に触ってみたときの第一印象は「これはちょっと無理だな」だった。
全く初めてのUI。英語でしか使えないものもあり、操作は複雑そうに見えた。思い描いた通りに動かすのは到底できそうにない、という印象だった。
それでも、ネットにはすでに多くの解説や実例があり、眺めているうちに「完璧でなくても、できるところから試してみよう」と気持ちが変わっていった。
まだまだ、不要なオブジェクトが現れたり、背景が不自然に止まってしまったりと、滑らかな映像にはほど遠い。けれど、一枚の画像が物語のように動き出す瞬間を目の前にして、確かに手応えを感じた。そこには、これからの表現を広げていくための小さな扉が、開いたような気がした。
拙い動画ですが、よろしければご笑覧ください。


