森林環境情報誌「もりりん」(高知県)に作品掲載

先日、「山のくじら舎」(高知県安芸市)の萩野和徳社長が発願された、鯨神の製作〜ご安置についてご紹介しました。→記事はこちら

9月に納めに伺った後、萩野社長は「もりりん」という高知の情報誌のインタビューを受けれられたのですが、一昨日「(記事に)吉田さん製作の鯨神様も載せていただいているので」とわざわざ連絡くださいました。

情報誌「もりりん」は、”楽しみながら森や山に関する理解を深めていこう”と高知県下で広く配布されているフリーペーパーです。私たちもいつも楽しみにしている一読者。小さい写真ですが、とても光栄でしたし、嬉しかったです!掲載いただき誠にありがとうございました。掲載誌は、「もりりん no.9 (令和4年12月発行)」、掲載ページはp.8-9です。

古民家再生に込められた萩野氏の思い、志が語られています。

  • 若者が帰ってきたいと思える場所にしたい。
  • 建築技術の継承のために、100年後をイメージしてここが雛形になるようにしたい。

オンラインでも閲覧できるそうですので、県外の方もよろしければYoutubeと併せてご覧ください(鯨神様が玄関にチラッと写っています!)。

そして、この萩野氏の古民家再生プロジェクトは、第20回高知県木の文化賞(令和4年度)木造建築物及び木造建造物の部を受賞されました。おめでとうございます!

再生前の古民家の写真を見て、「子どもの頃には、まだこういう古い建物があちこちにあったなぁ」とふるさとの光景が思い出されました。今はほとんど取り壊されましたが、このような取り組みがあると思うと希望がありますね。

私たちも高知のヒノキやカヤ、楠をよく用いて製作・修理に当たっていますので、仏師の技術とともに、地元の木の魅力をお伝えしていけたらと思いました。

萩野様、「もりりん」発刊ご担当者様、ありがとうございました。