現代造佛所私記 No.470「470日と引き換えに」
1000日コラムも、500日の折り返しが近づいてきた。 ささやかな足元の毎日を心の目で見つめ、文字で反芻ることが、幸せな気持ちを産んでくれる。そんな実感とともに、肉体の目はずいぶんと機嫌を損ねている。授かった肉体に、申し...

1000日コラムも、500日の折り返しが近づいてきた。 ささやかな足元の毎日を心の目で見つめ、文字で反芻ることが、幸せな気持ちを産んでくれる。そんな実感とともに、肉体の目はずいぶんと機嫌を損ねている。授かった肉体に、申し...
夕暮れの中、帰宅を急ぐ人たちとは逆方向に、私たちは進んでいた。前に来た時は、桜前線のニュースがあった頃。今は梅雨前線の時期だ。 担当の方にお声をかけていただいて、今日は娘も連れてお邪魔した。「どんなところなの?楽しみ!」...
あらかじめ決めた時間に、手を止めることのなんと難しいことか。 キリの良いところまで。もう少し目処がつくまで。 そうやって夜遅くまで仕事をする癖が、長いこと身についていた。 気がつけば睡眠不足。いや、睡眠負債と言った方が正...
数年前から、海外からのお問合せに対応することが増え、覚えた言葉がある。 「apprentice əˈpren(t)əs」 仏像、木彫、職人、文化財に関わる人たちとのやりとりだからなのか、一般的に使われる言葉なのかわからな...
「寝る前にヨガしてみよっか」 「いいねぇ!」 小学校から届いた、「ふれあいカード」と言うファイルを見ながら、娘と話す。 保護者と子どものふれあいを増やす取り組みで、就学前から何年も続けている。毎回、独自の目標を書く欄があ...
虫愛づる工房。 吉田仏師が保護したかの幼虫は、まだ蛹にならず虫籠の中で生きている。 蛹になるかも、と腐葉土は変えないでいたのだが、どうもまだその様子がないので、虫籠の中の土を入れ替えた。 古い土を見るだに、しっかり食べて...