会場を支えるお像以外の木「安成展−慈しみ宿す木々−」

香木は東京都・麻布十番の香雅堂さまより

11月3日〜5日開催中の「安成展−慈しみ宿す木々」(ファウストギャラリー@高知市本町1丁目)。

ギャラリーのある3階まで足を運んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。いよいよ明日最終日です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

今回の主役は仏像・神像ですが、その素材である木にもスポットを当てた展示となっております。

ツルウメモドキと観音菩薩立像(2016年・木曽ヒノキ)ギャラリー入り口にて

そこで、木の恩恵をより身近に感じていただけたらと、受付に香木を置かせていただきました。

仏像は香木で作っていたと経典に残されているといいますし、截金師は口に香木をくわえて金をお像に施していたと伝えられています。

香木の仏像はその香りによって、人の善性を一層引き出す効果もあったのではないでしょうか。

ということで、受付に白檀、沈香、黄熟香の香木をご用意しました。

時間帯によって香木を変え、芳名帳の横で薫いております。

こちらもぜひお楽しみください。