現代造佛所私記 No.576「お楽しみ詰め合わせの雅楽イベント」

秋深まる霜月に、我が雲中奏楽団は博物館で90分の教育プログラムを担当することになった。

日頃よりお世話になっている、高知城歴史博物館のホールにて、小学生から中学生向けに開催される。

きっかけは、この春の地元公民館でのロビーでのコンサートだった。その様子がテレビで二日間に渡って四国四県で放送され、その様子が博物館の学芸員さんの目に留まったのだった。

お話をいただいてから、どんなプログラムにしようかと、ワクワクしながら構想を練っていた。

頼まれてもいない企画書・提案書を出した。

その上でまたアイデアを博物館と共有し、伶人にも打診して、おおよその内容が固まったのは、9月上旬。

さらに、そこから各所の手続きなどを進め、あとは笛の稽古と当日の段取りの詳細を詰めていくだけだ。

学芸員さんによると、特に秋はこうしたプログラムへの参加は少ないそうだ。無理もない。

秋は音楽発表会や、文化祭、行事が目白押しの行楽シーズンである。そして、小中学生の中には、受験準備が本格化している子どももいらっしゃる。

少人数かもしれない。だからこそ、時間を作って来ていただいた人には、忘れられない楽しい時間を一緒に過ごしたい。

今回は、笙・篳篥・笛の三管を軸に、楽太鼓、鉦鼓、鞨鼓、楽箏もご用意している。

楽器体験では、全ての楽器を楽しんでいただけるよう準備中だ。

雅楽の楽しさを味わっていただけるよう、楽しい「あれこれ」詰め合わせでお届けする。

昔話に、唄、合奏、クイズなど、90分がきっとあっという間に過ぎる……といいな。

詳しくは、高知城歴史博物館の公式サイトへどうぞ!

11月7日(土)14時〜、高知城歴史博物館にてお待ちしております。早い者順ですよ!