現代造佛所私記 No.564「インターナショナルギフト・ショー(前編)」

高知を牽引する企業、YAMAKIN株式会社様と、当工房でタッグを組んだ、純金製仏像プロジェクト。

9月2日からスタートした東京インターナショナル・ギフト・ショーが盛況のうちに終了したと、担当者様が山奥の工房まで報告に来てくださった。

ちょうど、テレビ東京「ナゼそこ?+」が会期の中日に放送され、ご来場者様ともその話をされたとのことだった。

この日は、樹脂製のサンプルと、薄く金をメッキしたサンプルを並べ、よりよい作品にするための打ち合わせを工房で進めていく。

吉田は、じっくりとサンプルを見ながら、電気鋳造を見越した原型造りについて、ぽつりぽつりと意見を述べた。

いつものように淡々とした静かな口ぶりだった。でも、話しているうちに、少しずつ身を乗り出していく。

よりよいものを作っていこうと、ワクワクしているのが伝わってきた。

今回、四点の仏像原型を製作した。

「その中で、どのお像への反応が大きかったですか?」

訊ねると、誕生仏だったという。

ぷっくりとした体つきに、さりげなくも愛らしい指先の表現。

私も身内ながら気に入っていたので、大きく頷いた。

◆電気鋳造による「純金製仏像」プロジェクトは、9月17日(木)〜18日(金)大阪インターナショナルギフト・ショーにも出展。会場では、吉田仏師の原型も展示される予定。

◆YAMAKIN株式会社のニュースサイトより<第68回大阪インターナショナル・ギフト・ショー2026」に出展します>