現代造佛所私記 No.512「国境を越えたよさこい(1)」

三月に「やさしい日本語 de 雅楽」という催しをさせていただいたことをきっかけに、国際交流の場へ足を運ぶ機会が増えた。

昨日は「国際交流よさこい&料理教室」にお誘いいただき、娘と連れ立って公民館を訪れた。

集まったのは、インドネシア、ベトナム、英国など、さまざまな国からいらした方々。よさこいを踊り、お好み焼きを作って囲むうち、最初は少し緊張していた娘も、参加者の温かな雰囲気にすっかり打ち解け、笑顔の絶えない時間を過ごした。

最後に、四チームに分かれてよさこいコンテストが始まった。私と娘はインドネシアBチームである。

私も娘も正調よさこいは踊れるものの、細かな所作までは少し心もとない。この日は踊り子歴の長いスタッフさんが丁寧に教えてくださり、何度か練習するうちに、全員がほとんど踊れるようになった。

「踊らない時は、こうやって鳴子を持つんだよ」

娘は運動会で覚えた持ち方を得意げに教えたり、お手本になって踊ってみせたりと、後半になるにつれて思いのほか積極的に交流していた。

いよいよコンテストが始まった。

チームカラーの衣装まで用意してくださっていて、メンバーもすっかりよさこいの踊り子だ。

審査員は、お好み焼き作りを教えてくださった三人のご婦人である。それぞれチームカラーの団扇を手に、正面に並んで座られた。