仁王像開眼式(まきでら長谷寺)

4年の歳月をかけ当工房で修理させていただいた仁王像。
11/4に長谷寺(ちょうこくじ)山門にて開眼法要が執り行われました。

130名の方がお集まりになり、荘厳で盛大な素晴らしいお式でした。

檀信徒の皆様はじめ、香南市の浜田市長、高知城歴史博物館の渡部館長、修理方針について多くのご助言を賜った松島朝秀先生もご臨席くださいました。

私たちは工房の奏楽部門「雲中奏楽団」として、山門の後ろに控えて伶人として参列。

雅楽の師匠、香風舎の中村香奈子さんと宇佐見仁さん、高知市のお稽古仲間も駆けつけてくださり、式典に楽を添えてくださいました。

また、友人のフォトグラファー田村紀子さんも神奈川から急遽来高。バックヤードも含めてたくさん写真を撮ってくれました。ちなみに、本記事の写真は全て紀子さん撮影です。紀子さんのオフィシャルブログでも素敵にご紹介くださっていますので、ぜひご覧いただきたいです。→「後悔することって、なんだろう?」

これまでの困難を乗り越えたご寺族・檀信徒の皆様、関係者の皆様の晴れやかなお顔、ワイワイはしゃいでいた子どもたち、山門から遠く広がっていく雅楽の音色、そして力強くたつ仁王像のお姿。

忘れられない1日となりました。

新たな門出に立ち合わせていただき、心より感謝申し上げます。

4年の修理期間で、メディアさんにも多数取り上げていただきました。この度の開眼式にもお祝いと労いのお言葉とともにご取材くださり、本当にありがとうございました。

▶︎11/5 高知新聞 仁王像「羽尾の守りに」 長谷寺で開眼法要、住民らに披露

▶︎11/5 読売新聞 修復の仁王像 開眼

▶︎11/18 高知新聞 閑人調「仁王像開眼」吉田沙織寄稿

▶︎12/13 中外日報 「仁王像修復開眼祝う 貴重な古仏、4年かけて」

▶︎12/16 高知新聞 地空「羽尾の守り神」香長総局 浜田悠伽記者

▶︎12/21〜27 香南ケーブルテレビ 特集 予定

▶︎1/1 香南市 広報こうなんNOW 1月号 特集 掲載予定