現代造佛所私記No.158 「忘れない日」
広島への原爆投下から80年を迎えたこの夏。私は子どもの宿題の丸つけをしていた。 毎週月曜日にしている1週間の振り返りを、この2週間すっかり忘れていたことに気づいたが、8月6日と9日は、子どもの頃から決して忘れたことがない...

広島への原爆投下から80年を迎えたこの夏。私は子どもの宿題の丸つけをしていた。 毎週月曜日にしている1週間の振り返りを、この2週間すっかり忘れていたことに気づいたが、8月6日と9日は、子どもの頃から決して忘れたことがない...
「ことばの種、お預かりします」と呼びかけて始めた、1000日コラム参加型の企画が、ひとまずの区切りを迎えた。 選ばれた五つの言葉をもとに、一日ごとに一篇ずつエッセイを書いていく。初めての試みにほんの少し緊張していたが、い...
応援してくださる方から、「ちゃんと休んで」とお優しい叱咤を受けつつ、今夜も深夜に筆を取っている。 午後は茶道の稽古があった。久々の略点前でお抹茶を二服いただいた。稽古でいただくお茶は、どうしてあれほど美味しいのだろう。 ...
「1000日毎日書き続ける」と決意して、128日目。 不思議なことに、100日を過ぎたあたりから、今が何日目かは気にならなくなってきた。 「書く筋力」というものがあるとしたら、きっと少しは鍛えられてきたのかもしれない。 ...
体が重かった一週間だった。 天気のせいか、年齢のせいか。多忙だったここ数ヶ月の疲労か。 どれも当てはまるのだろう。理由はどれでもよい。ただひとつ、はっきりしているのは、どこかに無理をさせていたということだ。 昨日のコラム...
先週は、コラム執筆100日目を迎えた記念すべき日からスタートした。 コラムを書き始めた頃、「520字で、さくっと読めるものを」と決めていたのに、1000字を超えることが当たり前になっている。書き始めると、どんどん膨らんで...
1000日毎日執筆すると誓って 100日目を迎えた。スタートした頃は「100日目はさぞ感慨深いだろう」と漠然と思っていたが、いざその日が来てみるとはまったく違った。 その当日である今日は、学会ポスターのデータ入稿締切日だ...
インターン生Mariekeを見送って2日。経った2日前なのに、もう数ヶ月経ったような感覚だ。でも、にぎやかだった五月の空気は、部屋の隅に名残をとどめていて、この一週間を振り返る今宵は、やけに家の中が静かに感じる。 毎日、...
玄関先の野薔薇が満開となったこの一週間。振り返ると、当工房の新章がはじまったと思えるような日々だった。 5月13日、ドイツ南西部からやってきたインターン生Marieke。我が家の野薔薇も、彼女の来訪を祝していた。 彼女と...
2025年5月5日(月)〜5月11日(日) 連休の終わりとともに始まったこの一週間。GWらしい日はほとんど過ごせなかったが、振り返ってみると、心の内は自由に飛び回っていたように思う。 それぞれのコラムがすくいあげたのは、...