カテゴリー: 稽古と本番
現代造佛所私記 No.499「末っ子、新たな出発」
表千家准教授の木札をいただいてから、師匠のもとで初めての稽古日を迎えた。 師匠はにこにこと「これからも頑張ってね」と声をかけてくださった。そして、「これでみんな資格を取ったわね」と、どこかほっとされたように微笑まれた。 ...
現代造佛所私記 No.443「ほたるぶくろと夏の始まり」
師匠が担当するお茶席の手伝いに、慶雲庵に赴いた。 真夏日を記録し始めた土佐五月。夏用の長襦袢がサラサラと心地よい。師匠はじめ、社中の先輩方は流れるように支度を整え、私もその中であれこれと動いていた。 やがて、カラッとした...
現代造佛所私記 No.441「とりあえずここまで」
「とりあえずここまで」 細切れ時間のなかで、まち針を打っては手を止め、5分だけ運針をして止める。 これまで、夜なべしてでも一気にしていた半襟づけを、今日はできる時間の中で出来るだけ、に変えてみた。夏の長襦袢の手触りがサラ...
現代造佛所私記 No.423「青柳」
山の展望台から、かすみがかった太平洋が見える。遠い岬は、ぼんやりと霞んでいた。 今日はお客さまを迎えて、この展望台で野点風のお茶の席を用意している。 風呂敷を解き、竹カゴを開けると、朝ふるっておいた抹茶と、お茶の道具、そ...
現代造佛所私記 No.418「お茶の準備」
ごく個人的な茶席を設けることになった。 いつもストックしていた抹茶が、国際的な抹茶ブームで注文できなくなって久しい。スーパーの棚には、抹茶の缶が一列、1、2つだけ並んでいた。手に取り、裏の説明を読み、戻した。 高知市内の...





