現代造佛所私記 No.427「カリンバの音」
「楽しいぃ〜!」 娘が、カリンバを奏でている。 スマホやゲーム機で遊ぶときと、ほとんど同じ格好なのが可笑しい。いつもは「もうちょっと目を離してね」と声をかけるのに、今日は二人で笑った。カリンバだから、いいよね、と。 高知...

「楽しいぃ〜!」 娘が、カリンバを奏でている。 スマホやゲーム機で遊ぶときと、ほとんど同じ格好なのが可笑しい。いつもは「もうちょっと目を離してね」と声をかけるのに、今日は二人で笑った。カリンバだから、いいよね、と。 高知...
今日は節分である。 五時過ぎ、帰宅した娘に「まだ明るいうちに追儺をしよう」と声をかけた。 「うーん、寒いよぅ。宿題もあるし……」 そう言いながらも、娘は自分から赤鬼の面を手に取る。私は福の神の面を頭にのせ、二人で手を繋い...
前日までの雨風が嘘のように、晴れの国・岡山の日差しは眩しかった。 富山での学会発表を終え、京都の福成寺での坐禅を経ての四国への帰路。 四国へ入る前に、どうしても寄りたい場所があった。3年前に吉田が注文していた竹弓が完成し...