カテゴリー: 家族の肖像
現代造佛所私記 No.300「雪の日の取材」
朝から雪がちらつく、冬らしい一日であった。 夏休みの自由研究で、娘が高知県低学年の部・最優秀賞をいただき、四国大会へ派遣された。その折に取材に来てくださったケーブルテレビのディレクターさんが、本日我が家にも足を運んでくだ...
現代造佛所私記 No.287「抱きしめたい人」
特別養護老人ホームへ向かう車中、窓の向こうに清流が見えた。水は季節の光をそのまま映して、静かに流れていた。 施設にいる祖母を最後に訪ねたのは、今からもう14年前のことになる。 その日、面会者は私ひとりだった。四人部屋を、...
現代造佛所私記 No.286「冬の芽吹き」
今朝は少し感慨深かった。しぶといはやり風邪を克服した娘の、十日ぶりの登校を見送ったのだ。 過ぎてみると、悪夢から覚めたような気さえする。あの高熱の日々、全身をこわばらせる発作的な咳嗽。ウイルスの粘り腰と、人の治癒力の凄ま...











