現代造佛所私記 No.589「ヘアカット」
久々に美容室に行ってきた。 美容室が苦手で、山奥暮らしとコロナ禍も手伝って、何年もセルフカットで済ませてきた。けれど、年齢を重ねた長い髪は、どうにも持て余すようになった。そろそろ人の手を借りなければ、手に負えないと感じて...

久々に美容室に行ってきた。 美容室が苦手で、山奥暮らしとコロナ禍も手伝って、何年もセルフカットで済ませてきた。けれど、年齢を重ねた長い髪は、どうにも持て余すようになった。そろそろ人の手を借りなければ、手に負えないと感じて...
あるお像が完成し、施主様へのお披露目を兼ねて、海辺の飲食店で昼食をご一緒することになった。 お店の二階にある個室には、障子越しに秋晴れの日差しが柔らかく差し込んでいた。施主様をお待ちする間、障子を開けたり閉めたりしながら...
自宅で飼っている猫の「皓月」は、屋内で暮らしている。時々脱走することはあるけれど、基本的には家の中で過ごしている。 ちょうど6年前の10月の夜。皓々とした月の光に照らされ、ふわふわと白く光っていた彼女を保護した。 まだ生...
隙間時間、という言葉はいつ生まれたのだろう。 その前は、空き時間、合間、などと言っていた。それが隙間となると、もっと狭く、限定的になった感じがする。 とにかく今は、その隙間時間を捕まえるのに必死だ。 思えば、スマートフォ...
この物語は、「紅天女」という幻の舞台の再演を目指して進んでいく。この物語は、室町時代を舞台にした、仏師と梅の木の精の悲恋。 小学五年生の頃だっただろうか。そのお話を読んで、壮大な物語だなぁ、愛した人が、自分が刻むことにな...
夫は月に一度弓道の試合に出場している。その度に、入賞してタオルや洗剤を戦利品として持ち帰ってくれている。私も娘も知らない、夫だけの世界である。 今回、たまたま一緒にチームを組むことになった方に、職業を訊ねられたそうだ。 ...
九月上旬に、仏像製作のお問い合わせをくださいました御方へ。HPのフォームからご連絡いただきありがとうございました。何度か返信していますが、どうも届いていないようです。今のところ、メールしか連絡手段がなく、ご相談にお答えし...