ご神像に折り紙の兜をささげて

5月も中旬を過ぎ、工房周囲も新緑が輝いております。
良い草花の香りに心洗われる季節ですが、寒暖差や気圧の変動で不調を感じやすい時期です。健やかにお過ごしいただけますようにと、高知の山奥よりお祈り申し上げます。

端午の節句は、無病息災の願いを込めて折り紙で兜を折ったり三色ぼたもちを作ってお祝いしました。

「こどもの日」ということで、娘がリーダーとなってしつらいを整えたのですが、ぬいぐるみだけでなくご神像にも折り紙の兜をのせてしまいました。神様もこどもの日ということで大目に見てくださったでしょうか。

もちろん兜はやんちゃ盛りの子猫たちにも例外なく。ぐっすり眠っているうちに初節句気分です。

小さな皆さん、これからも健やかに。

正式でなくとも季節ごとの行事をおこなうと、自然の恩恵がしみじみと感じられます。先人の知恵とは本当にありがたいものですね。昔の暮らしと地続きになることは、なんとも心強いものです。

さてさて、次は梅雨にそなえて大掃除ならぬ”中掃除”です。
新しい季節もどうぞ元気にお迎えください。