連載コラム更新@彼岸寺

秋の木漏れ日と温かいお茶

ご縁をいただいた彼岸寺さまでの連載も、4回目となりました。

「対話で仏像を彫り出してみよう!」というコンセプトで進めていますが、現在は荒彫り(あらぼり)の段階です。

吉田仏師曰く、

暗闇の中頂上の見えない山を登るような手探りの工程です。何年仏師をしていても新たな気持ちにさせられると同時に、仏様に”お前に彫れるのか”と問われているような気がします。

ほっとこうちmini 2017.Vol.29 AUGより


造仏では一番の難所と行ってよいところのようです。

たしかに、先が見えない……
でも、見えないながら、「木の塊をなぜ拝むのか」という疑問が消え、修行に心が入るようになったという航也住職に、仏像がどのように寄り添ってきたかが見えてきました。

専門的な話もあって、少し読みづらいところもあると思いますが、お茶でも飲みながらえんがわでご一緒しませんか。

造佛所のえんがわ